新年のご挨拶|レジン床の検証と“俺の蒸し樽”体験スペース準備の近況

あけましておめでとうございます。

旧年中は、ヤマ・インダストリーをご愛顧いただき誠にありがとうございました。内装工事をはじめ、店舗改装や住まいのリフォーム、そしてサウナ事業に至るまで、たくさんのご相談・ご縁をいただけた一年でした。まずは心より御礼申し上げます。

本年も「現場で培った確かな施工力」と「暮らしや空間の価値を上げる提案力」を両輪に、皆さまの“こうしたい”を形にするお手伝いをしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

年末年始の休みは「品質の底上げ」に使いました

年末年始は、普段なかなか時間が取れない検証や試作に集中できる貴重な期間です。今年はその時間を使い、倉庫に保管していたレジン材で“レジン床”の練習(テスト施工)を行いました。

レジン床(樹脂床)は、見た目の美しさだけでなく、清掃性・耐久性・衛生性を高められる床仕上げとして注目されています。実際、次のような場所で相性が良い仕上げです。

  • 店舗のバックヤードや厨房まわり(汚れが落としやすい)

  • 物販倉庫や作業場(摩耗に強い)

  • ガレージ・趣味部屋(粉じんが出にくい)

  • 住宅の土間空間や洗面・ユーティリティ(メンテがラク)

一方で、材料の状態や環境条件によって仕上がりが大きく変わる、繊細な一面もあります。だからこそ、施工者側が「どんな条件で、どう変わるのか」を体感しておくことが、最終的な品質に直結します。

古いレジン材×冬場の施工で硬化に時間がかかった話

今回の練習で学びが大きかったのは、保管期間が長い材料を冬場に使うと、硬化に想定以上の時間がかかることがある、という点です。

レジンは温度の影響を受けやすく、気温が低いと反応が遅れ、表面が固まって見えても“芯がまだ”という状態になりやすいことがあります。実際に今回も、表面のベタつきが収まってからも完全硬化まで時間がかかり、荷重をかけた際にわずかな凹み跡が残ってしまいました。

ここで大事なのは、失敗を隠すことではなく、失敗から「再現性のあるルール」に落とし込むことです。

今回の検証を通じて、次のような対策の重要性を再確認しました。

  • 材料は保管期限・保管環境を確認し、必要に応じて事前テストを行う

  • 冬場は室温管理(加温)と養生時間を十分に確保する

  • “触って固い”ではなく、工程ごとの硬化状態を前提に判断する

  • 仕上げ研磨やトップコートのタイミングを見誤らない

  • 下地の含水や温度差による“ムラ”を出さない段取りを組む

レジン床は、同じ材料でも「施工環境」と「段取り」で結果が変わります。つまり、現場を読む力が品質を決めます。今回の経験は、今後お客様へ提案する際に、メリットだけでなく注意点も含めて、より現実的で安心できる説明につながると感じています。

一宮で施工したサイズのサウナを“会社の施設”に設置しました

そしてもう一つ、年末の大きなトピックがあります。

先日、一宮で施工したサイズ感のサウナを、会社の施設に設置しました。実際に“同じサイズ感”を再現することで、動線や座り心地、温まり方、メンテナンスのしやすさまで、リアルな目線で確認できるようになります。

今回の設置で特にこだわったのが「座席のつくり」です。

一般的な対面式の座り方も良いのですが、あえて対面に座るのとは違うレイアウトにしてみました。結果として、一人でゆったり入れる“自分だけの空間”感が強くなり、落ち着いて汗をかける印象が出ています。

サウナは、スペックだけでは語れません。

  • どの高さに座ると一番落ち着くか

  • 足の置き場は窮屈じゃないか

  • 熱が回る体感はどうか

  • 出入りのしやすさ、手入れのしやすさはどうか

  • “ちょっと入る”を続けられる動線になっているか

こういう「入った瞬間に分かる違い」を、私たちは実機で確かめ続けます。現場の経験と同じくらい、体感に基づく細かな改善が、最終的な満足度に効いてきます。

体験できる機会を作ります|“買う前に入れる”安心感

今回、会社の施設にサウナを設置した理由は明確です。

今後、皆さまに製品を体験していただける機会をつくりたいからです。

サウナは決して安い買い物ではありませんし、設置場所や使い方によって「ちょうど良いサイズ」や「快適な座り方」が変わります。写真や文章だけで決めるのは不安…という方も多いはずです。

だからこそ、実際に入ってみて、

「このサイズ感ならうちでもいける」

「この座り方、思っていた以上に落ち着く」

「熱の回り方が気持ちいい」

そう感じていただいた上で、納得してご検討いただける場を用意していきます。

体験の場があると、購入の判断が一気にラクになります。

そして“納得して買ったサウナ”は、使い続けるほど満足度が上がります。私たちは、その入口を丁寧に作りたいと思っています。

「俺の蒸し樽」は、暮らしの中に“ととのう時間”をつくるための家庭用サウナとして、サイズ感・導入しやすさ・使い勝手にこだわりながら改良を続けています。導入前の不安(設置場所、電源、換気、搬入、近隣への配慮など)も、施工会社として一つずつ整理し、最短ルートで形にします。

こんな方におすすめです(家庭用サウナ/小規模施設の差別化にも)

  • 自宅で一人時間を充実させたい(セルフケア・リフレッシュ)

  • 宿泊施設や小規模店舗で差別化の武器を作りたい

  • 小さなスペースでも設置できるサウナを探している

  • せっかく買うなら、納得できる“体感”をしてから決めたい

  • メンテナンスや導入後の相談もできる施工会社に頼みたい

「入れたら嬉しい」ではなく、「入ったら生活が変わる」。

そんな体験を、身近な場所で実現するお手伝いをしていきます。

よくあるご相談(導入前に気になるポイント)

最近いただくご相談の中で特に多いのが、次の3つです。

  1. どのくらいのスペースが必要?

    → “置けるかどうか”だけでなく、出入り・休憩・動線まで含めて考えると、快適さが変わります。現地写真や図面があれば、最適な置き方を一緒に検討できます。

  2. 設置後のメンテナンスは大変?

    → 木部の保護・換気・清掃など、やることはシンプルです。負担が増えない設計・使い方のコツもご案内します。

  3. 実際の温まり方がイメージできない

    → だからこそ“体験”です。温度の上がり方、居心地、座席の高さ、熱の回り方は、入ってみると一番早いです。

お問い合わせ・導入までの流れ

  • ご相談(LINE/フォーム)現在準備中

  • 設置場所の確認(写真・寸法・ご要望のヒアリング)

  • 仕様とお見積りのご提案

  • 製作・設置の段取り

  • 設置後の使い方フォロー

「まだ検討段階」「まずは相談だけ」でも歓迎です。最初の一歩は、悩みを言語化するところから始まります。

今年も、施工とものづくりの両方で“安心”を届けます

レジン床の検証も、サウナの体験スペースづくりも、すべては同じ目的に繋がっています。

それは、目先の完成だけではなく、使い続けた先でも満足していただける品質を届けること。

本年も、内装・床・サウナのことなら気軽にご相談ください。

「何から決めればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。設置条件やご予算、目的に合わせて、最適な方法を一緒に整理していきます。

最後になりましたが、皆さまにとって今年が健康で実りある一年になりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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