7月11日は、春日井市の住宅現場で外壁まわりのボード貼りを行いました。
今回施工したのは、吉野石膏の外壁下地用耐力面材「タイガーEXボード9.5mm」です。普段の現場では、軽量下地や石膏ボードなど室内側の内装工事を扱うことが多いのですが、今回は住宅の外壁側で使うボードの施工でした。

春日井市の住宅現場で、外壁下地用耐力面材を施工中。
同じ「ボード貼り」でも、内装の石膏ボードとは求められる役割が違います。室内の壁や天井をつくるためのボードではなく、外壁材や防水紙の下地になり、建物の外まわりを支える大事な面材です。そのため、下地の状態、割り付け、開口部まわり、留め付け位置を確認しながら進めました。
写真では、柱・間柱まわりにボードを貼り進めている様子が分かります。外壁下地は、仕上がってしまうと見えなくなる部分ですが、防水層や外壁仕上げにつながる重要な工程です。継ぎ目、端部、サッシまわりなど、後工程に影響する部分も確認しながら施工しました。


タイガーEXボード9.5mmの特徴
吉野石膏の公式資料では、タイガーEXボード9.5mmは「硬質せっこう板」に高防水・高防カビ性能を持たせた、外壁下地用耐力面材として紹介されています。
通常の室内用石膏ボードは、室内の壁や天井の下地として使われます。一方、タイガーEXボード9.5mmは外壁側の下地に使う材料です。外部に近い場所で使うため、防水性、防カビ性、耐火性、耐震性、透湿性、寸法安定性などが重視されています。
- 外壁下地用の耐力面材として使える
- 硬質せっこう板に高防水・高防カビ性能を加えた材料
- 不燃認定材料として、火に強い外壁づくりに役立つ
- 湿気を通しやすく、壁内の結露対策につながる
- 筋かいではなく面で力を受けるため、地震や台風への備えとしても使われる
- カッター加工も可能で、現場での施工性にも配慮されている
- 吸水による寸法変化が小さく、反りや不具合を抑えやすい
普段内装で使う石膏ボードと比べると、用途も性能も違います。内装用ボードは室内の仕上げ下地として使うことが多いのに対し、タイガーEXボード9.5mmは外壁側で建物を守るための下地材です。見た目はボードでも、求められる性能が違うため、材料の特徴を理解して施工することが大切です。
見えなくなる下地こそ大事に
外壁下地は、完成後には見えなくなる部分です。
しかし、見えなくなるからこそ、ボードの継ぎ目、開口部まわり、端部の納まり、固定の確実さが大切になります。後工程の防水紙、外壁材、サッシまわりの施工が進めやすいようにしておくことも、現場全体の流れを良くするために必要です。
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